ビジターセンターについて
2025/3/10
2025年3月10日
ビジターセンターについて
令和7年3月環境福祉委員会より
◆福田吏江子
ビジターセンターのアップデート事業についてお尋ねいたします。
予算概要の5ページにも記載がありますが、ビジターセンターをつくったソフト・ハードの両面からアップデートということで先ほど課長さんからの御発言がありましたが、まず利用者の増加を図るという点で、現在の秋吉台と角島、それぞれのビジターセンターの利用者数の人数と、その増加を図った後の利用者数の見込みの目標値がありましたら教えてください。
◎自然保護課長
秋吉台のビジターセンターにつきましては、開設当初の平成12年度には、年間約1万6,000人の利用がございましたが、それ以降、年間1万人前後でずっと推移しており、コロナ禍で4,285人まで落ち込みました。
それが、直近の令和5年度では7,497人まで持ち直している状況でございます。
次に、角島のビジターセンターにつきましては、開設当初の平成15年度から19年度にかけては、ビジターセンターの周辺で、四日間の奇蹟という映画が撮影され、そういった効果もあり、年間約2万人を超えるような利用者数がございましたが、コロナ禍では、年間2,756人まで減少して、直近の令和5年度では3,841人まで持ち直している状況にございます。
目標値ですが、昨年の7月に改定した生物多様性やまぐち戦略において、自然公園内の4つのビジターセンターに、きらら浜自然観察公園を加えて、令和4年度を基準に、令和12年度までに10%の増加を目指すという目標を掲げており、5つのビジターセンターで6万2,500人の目標を設定しているところです。この秋吉台と角島のビジターセンターについては、このアップデート事業を行い、目標が少しでも早く達成できるように取り組んでいきたいというふうに思っております。
◆福田吏江子
目標の達成に向けて、現在のワーキンググループの中でも、今後さらに議論が深められていくものと承知しておりますが、現時点での課題と、今回のアップデートに向けた今後のスケジュールについてお伺いします。
先ほどの御説明では、地域活性化のための観光部門とのデスティネーションキャンペーンや、美祢市における秋吉台ジオパークの登録に向けた連携など、さまざまな取組が紹介されました。
こうした連携を生かした「より良いアップデート」を実現するために、どのようなスケジュール感で取り組まれていかれるのか、お考えをお聞かせください。
◎自然保護課長
まず課題でございますが、両施設ともかなりの年数が経っておりますので、施設、設備両方とも老朽化が進んでおり、例えば、秋吉台のシアタールームの映像設備が故障していたり、木造の屋外のステージが破損していたり、そういったところがございます。
また、展示や解説内容についても地球温暖化などで自然の植生等の変化などといった展示や解説内容についても、最新の知見に反映できていないところがあったり、日本語のみの表記で多言語化に対応できていないというような課題もございます。
スケジュールでございますが、この事業につきましては、来年度から3年間で取り組む予定にしております。来年度は、ワーキンググループを設置して、様々な検討をしていくのですが、その中にデスティネーションキャンペーンとか、秋吉台のジオパークの推薦などが決定したということもありますので、観光関係者やジオパークの関係者、そういった方にも入っていただいて、来年度しっかり検討して取り組んでいきたいと思っております。
3年間でやりますが、来年度はそのワーキンググループでしっかり検討して、一部老朽化した展示施設を撤去したり、ビジターセンターの滞在環境をアップするための休憩施設を整備したりします。
8年度には、新たな展示を本格的に施行したり、多言語化をした施設の改修などに着手して、体験プログラムも試行し、最後の9年度にかけて、この展示の仕上げをしたり、試行した体験プログラムを、またさらにブラッシュアップさせる取り組みで、観光振興やジオパークとも、しっかり連携をしながら、この事業に取り組んでいきたいというふうに思います。」
◆福田吏江子
デスティネーションキャンペーンやジオパークの世界認定、国内推薦によって、今後、世界認定というところであれば、山口県がもっともっと注目されて期待が高まるかなと思っています。ビジターセンターをネットで検索すると出てくる口コミも皆さん見ていらっしゃるのかなと思いますが、行ってみようって思うようなビジターセンターであってほしいなと思います。
利用者増に向けた今回のアップデートというのは、すごくいい復興の機会になると思います。また地元の皆様ともいろいろお話することもあると思いますので、様々な方のお声も反映しながら、このチャンスを生かせるようにしっかり取り組んでいただきたいなと思っております。期待しております。よろしくお願いします。
