デスティネーションキャンペーンを活かしたふるさと納税の促進について
2025/9/25
2025年9月25日
一般質問④ デスティネーションキャンペーンを活かしたふるさと納税の促進について
令和7年9月定例会 会議録より
◆福田吏江子
デスティネーションキャンペーンを活かしたふるさと納税の促進についてお尋ねいたします。
いよいよ来月10月1日から山ロデスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンが始まります。 村岡知事をはじめ観光スポーツ文化部の皆様、観光関連団体の皆様、そしてJRグループの皆様のご尽力のもと、様々な催し (イベント) や取組への準備が進められて、そのプロモーションにもカを入れられているところと思います。
多くの皆様が山口県に観光に来られることを、そしてキャッチコピーである「万福の旅 おいでませ ふくの国、山口」のとおり、豊かな自然、歴史文化、温泉グルメなどのたくさんの"福"で彩られた素晴らしい時間を過ごしていただけることを願い、個人的にも「ふくだるま」をたくさん買い、このたびのキャンペーンをとても楽しみにし、応援しているところです。
デスティネーションキャンペーンはこれまでも全国各地で開催され、数百億円規模の経済波及効果を生んでいますが、現地での観光消費だけでなく、ふるさと納税額の増加にもつなげることができるのではないかと考えます。 実際に、2024年4月から6月に「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が開催されましたが、プロモーションの影響からか福岡市や北九州市、大分市のふるさと納税はいずれも前年から増加しています。
DCなどをきっかけに訪れた場所で「楽しかった」や「美味しかった」という気持ちが生まれ、帰ってからもその思い出やポジティブな感情からその地域を応援したいという気持ちにつながることや、逆にふるさと納税で特産品を受けたことがあるという経験をきっかけにDCなどの観光キャンペーンの中で実際に行ってみようという気持ちにつながり、寄附から観光、そして関係人口へと繋がっていくことも考えられます。
例えばですが、来月からプレ期間のJR西日本の主要駅や観光案内所等で行われるDCプロモーションイベントでも、特産品試食や試飲体験コーナーやふるさと納税寄附・相談ブースの設置など、ふるさと納税と連携させることで、地域の魅力を具体的により広く発信でき、観光誘致とともに寄附金の増加も図ることができるのではないかと考えます。
そして、来月10月1日からふるさと納税におけるポイント還元が全面的に廃止されます。ふるさと納税をお得だからではなく応援したいから寄附をするという制度の本質に立ち返るこの流れの中で、DCを通して「知らなかった地域」を「応援したい地域」に変える絶好のチャンスです。 この好機を活かし、DCが作り出したリアルな接点を一時のものとせず、ふるさと納税を窓口として継続的な関係につなげていかなくてはならないと考えます。
そこでお尋ねいたします。
デスティネーションキャンペーンを活かしたふるさと納税の促進について、県としてどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
◎総務部長
デスティネーションキャンペーンを活用したふるさと納税の促進についてのお尋ねにお答えします。
ふるさと納税は、生まれ育ったふるさとへの貢献や自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度であり、単なる資金調達の手段ではなく、県の取組への理解者や参加者を増やし、施策効果を高めていく上でも有効な仕組みと考えています。
このため、県が開発や販売促進に関わっている特産品をはじめ、来県を促す効果のある旅行クーポン等を返礼品として提供するとともに、寄附をいただいた方にも返礼品やイベント情報を発信することにより、継続的なつながりを構築するよう努めているところです。
こうした中、来月から始まるプレDCを皮切りに、3年にわたる山口デスティネーションキャンペーンが開催され、多くの来県者が見込まれることから、魅力的な返礼品や効果的な情報発信を通じて、より多くの方に、本県を寄附先として選んでいただけるよう取組を強化してまいります。
具体的には、本県のふるさと納税を広く周知するため、今年度新たにふるさと納税ポータルサイトを2つ追加して5サイトとするとともに、当該ポータルサイトやリーフレット等に、DC情報を追加し、PRに努めています。 また、広島市・福岡市で年内に開催予定のDCイベントや、県内外の関連イベント等において、県の取組や返礼品の情報発信を積極的に行うこととしています。 加えて、庁内関係部局で構成するワーキンググループを活用し、本県の特産品や魅力的な体験型サービスなど返礼品の充実や、効果的なプロモーション手法等について検討を進めます。
県としましては、このたびのDC期間を絶好のチャンスと捉え、関係部局等とも十分な連携を図り、ふるさと納税の一層の促進に努めてまいります。
