2023年6月29日
一般質問② 1人1台端末を活用したこどもSOS発信について
子供たちのSOSの声を拾いやすくする環境づくりに力をいれていただきたい。本県においても、様々なこども相談事業が実施されているが、例えばその総括となるアイコンを作成し、1人1台端末のホーム画面からアクセスできるなど、端末を活用してこどもたちのSOSをより発信・受信できる環境づくりができないか。
副教育長の答弁
県教委では、子供たちが24時間いつでも様々な悩みについて相談できるよう、LINEなどのSNSを活用した相談窓口として「悩み連絡室@やまぐち」を設置している。引き続き「悩み連絡室@やまぐち」の利用を働きかけるとともに、お示しのような総括となるアイコンなども参考にしながら、1人1台タブレット端末の活用による、子供たちが相談しやすい環境づくりに努めてまいります。
悩み連絡室@やまぐち はこちらから↓↓
令和5年6月定例会 会議録より
◆福田吏江子
こどもまんなか社会の実現について、お伺いいたします。
1人1台端末を活用したこどもSOS発信についてです。
子供たちのSOSの声をより拾いやすくする環境づくりに力を入れていただきたいと考えます。
東京都の教育相談センターでは、子供たちが相談しやすい環境づくりを狙い、これまでLINEを活用していじめや不登校の相談窓口を設けていることに加えて、1人1台端末を通じ、児童生徒からの相談を広く受け付ける仕組みを加えられました。
また、静岡県の富士市教育委員会では、1人1台端末で悩み相談を受け付けるシステムである、ほっとデジタル相談・ふじを導入されております。
これは、相談窓口のバナーを1人1台端末の学習系サイトリンク集の画面に表示することで、デジタル化で周囲を気にせず困り事を打ち明けられる環境を整え、情報を関係機関と円滑に共有して、対応をより適切に行うことを狙うものです。
同様に、鎌倉市や福岡市、大阪市など全国で1人1台端末を活用した相談しやすい環境づくりの取組が広がってきております。
学校内では様々な場面・活動を通じて、直接、子供たちが出すSOSのサインに気づくことがあるかと思いますが、身近な誰かに相談することに抵抗があるような悩みを抱えるお子さんもおられます。
本県においても、様々な子供相談事業が実施されておりますので、例えば、その総括となるアイコンを作成し、1人1台端末のホーム画面からアクセスできるなど、端末を活用して、子供たちのSOSをより発信・受信できる環境づくりができないでしょうか、お伺いをいたします。
◎副教育長
1人1台端末を活用したこどもSOS発信についてお答えします。
県教委では、子供たちが24時間、いつでも様々な悩みについて相談できるよう、LINEなどのSNSを活用した相談窓口として悩み連絡室@やまぐちを設置しており、併せて、その窓口では、緊急の場合の電話による相談先も紹介しています。
また、県立学校に整備した1人1台タブレット端末のホーム画面には、悩み連絡室@やまぐちに直接アクセスできるリンクを設けているところです。
県教委といたしましては、今後も、引き続き、市町教委等を通じて、中学校での悩み連絡室@やまぐちの利用を働きかけるとともに、お示しのような総括となるアイコンなども参考にしながら、1人1台タブレット端末の活用による、子供たちが相談しやすい環境づくりに努めてまいります。






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